「同期最速昇格&トップ売上」を叩き出す新卒GRIT人材は、なぜ遺品整理業界を選んだのか?
会社情報
社名:株式会社クオーレ
https://cuore-group.com/
社員数: 約200人(2026年2月現在)
創業:2011年 3月
事業内容:遺品整理・生前整理・リユース・不動産事業を通じて、故人様の生きた証や大切な想いを次世代へ繋ぎ、モノと住まい、そしてお客様の心を未来へつなぐサポートを展開している。
インタビュイー
森ひかり(MoriHikari)
2022年に株式会社クオーレへ入社。
現在は人事部主任で、新卒採用を主導しながら営業推進部門も兼任。
大卒の学生が、遺品整理の会社に入ってくれるだろうか。
「遺品整理」という言葉の裏にある、ご遺族の心に寄り添う深いホスピタリティ。その仕事の尊さを学生に届けることは容易ではなく、株式会社クオーレは長年、業界に対する先入観と深刻な母集団形成の難航に苦しんでいました。
この厚い壁を打ち破り、自社の理念に共感して泥臭く伴走してくれる未来の幹部候補を引き合わせたのは、学生の「やり抜く力(GRIT)」を見極めるマエノメリの存在でした。今回は人事責任者の森氏に、採用単価の高騰や母集団形成の課題を乗り越え、入社1年で最速昇格・トップ売上を果たす逸材を採用できた理由と、若手の圧倒的な行動量が既存社員の意識を変えていった組織変革のリアルを伺います。

1.採用の壁:業界イメージと母集団形成の苦悩
――Maenomeryを導入される前、採用面で直面していた課題について教えてください。
森氏:最大の障壁となっていたのは、拭いきれない業界イメージの壁です。どうしても遺品整理というだけで、学生からは先入観で敬遠されてしまう現実がありました。
当時の体制は機能不全に陥っており、具体的には以下のような課題を抱えていました。
- 母集団形成の難航:ナビサイト経由の応募が集まらず、選考途中の離脱が頻発
- 採用コストの高騰:高額な人材紹介への依存により、採用単価が約100万円に到達
- 現場の無力感:「大卒学生が自ら進んで来るはずがない」という諦めの蔓延
私たちが大切にしている「ご遺族の心に寄り添う」という仕事の本質を届けることは難しく、財務的にも組織的にも極めて苦しい状況が続いていました。

2.導入の決め手:ホスピタリティを完遂する「折れない心」との出会い
――数ある人材紹介サービスの中で、Maenomeryを利用し続けている理由は何でしょうか?
森氏:理由は大きく2つあります。感覚ではなく、データと深い人間関係に基づいたマッチングに価値を感じました。
- 「やり抜く力(GRIT)」の科学的な分析
当社のサービスは、ただ荷物を整理するのではなく、お客様の心の扉を開く仕事です。マニュアルを超えたホスピタリティを完遂するには、相手の人生に寄り添い続ける「粘り強さ」が不可欠です。マエノメリは、この当社が求める心理特性を科学的根拠に基づいて分析し、客観的な基準で紹介してくれます。 - エージェントによる圧倒的な伴走
エージェントの学生に対する向き合い方が他社とは全く違いました。一人ひとりと深い関係性を築き、強固な信頼関係を土台として紹介してくれます。そのため、面接に来る学生は最初から心を開いており、自社に確実にマッチする人材に出会うことができています。
GRITとは?=(https://www.maenomery.jp/article/5)
3.組織の活性化:紹介経由で4名を採用。若手の熱量が既存社員の甘えを払拭する
――実際にMaenomeryの人材紹介サービスを利用されて、どのような変化がありましたか?
森氏:まず定量的な成果として、23卒で4名、さらに直近の25卒でも3名の入社と、人材紹介経由で継続的な採用に成功しています。以前抱えていた母集団形成の難航や選考途中の離脱といった課題が解決され、当社の理念に深く共感し、覚悟を持った学生たちを「安定して」迎え入れることができるようになりました。そして何より大きかったのは、彼らが入社したことによる組織全体へのポジティブな波及効果です。
ネガティブ発言の減少:環境や業界のせいにする言い訳が現場から消えた
前向きな熱量の伝播:「社会とは理不尽なもの。どうせやるなら楽しもう」という姿勢の波及
既存社員の基準底上げ:圧倒的な行動量を見せつける新卒に対し、先輩社員が「負けられない」と奮起
今では、先輩が新卒から数字の取り方や視点を学ぶといった連鎖が生まれており、組織全体が「できない理由ではなくやる方法を考える体質」へと劇的に変化しました。
4.個人の成果:不器用な新卒が最速で主任昇格。泥臭い行動量で全社トップの売上を達成
――組織を牽引しているGRIT人材の、具体的な活躍エピソードを教えてください。
森氏:組織全体を底上げしてくれた4名のうちの1人は、個人の数字としても凄まじい成果を上げています。彼は入社わずか1年後には同期の中で最速となる主任へ昇格し、全社の年間売上トップとして社内表彰を受けました。
彼は決して最初から器用なタイプではありませんでした。しかし、最終面接で見せてくれた「できないけれど泥臭く頑張る」という実直な姿勢のとおり、入社後も目の前の壁から逃げませんでした。
当然ながら最初は業務に苦戦する場面もありましたが、彼には目標に向かってやり抜く力(GRIT)がありました。不器用さを補って余りある、新卒レベルを遥かに超える行動量で打席に立ち続けたのです。その決して諦めない姿勢が、結果的にベテランをも凌駕する全社トップの売上という圧倒的な成果に繋がりました。

5.採用成功の秘訣:業務のリアルを伝え、「人と思い」への共感を見極める
――エージェントから紹介された学生を面接する際、活躍できる人材を見極めるために意識していることは何ですか?
森氏:私たちが面接で最も重視しているのは、現在のスキルや経験ではなく、自社の環境で一緒に成長していけるポテンシャルがあるかどうかです。そのために、大きく3つのポイントを意識して学生と向き合っています。
1つ目は、業界イメージとの乖離をなくすことです。遺品整理や買取の営業という仕事に対して、学生が抱いているイメージと実際の現場のリアルな部分にズレがないかをしっかりと確認し、良い面も厳しい面も包み隠さず伝えています。
2つ目は、当社の根幹である「心と人を大切にする」という理念への深い共感です。業務内容に興味を持ってもらうことも重要ですが、私たちが提供するホスピタリティの本質を理解し、同じ方向を向いて泥臭く歩めるかを見極めています。
そして3つ目は、一緒に働く仲間や環境への共感です。どんなに素晴らしい理念があっても、仕事は一人では完結しません。だからこそ、業務そのものだけでなく、クオーレという組織の空気感や、そこで働く人たち自身に魅力を感じてもらえるかを大切にしています。
Maenomeryから紹介される学生は、事前にエージェントが私たちの会社のリアルな情報を伝えた上で送り出してくれます。そのため、最初から構えずに本音で対話ができ、こうした理念や環境への共感度を高い精度で見極めることができています。

6.今後の展望:AI時代だからこそ光る「人間力」。若きリーダーたちと目指す、2029年の上場と業界の変革
――最後に、クオーレとしての今後の展望をお聞かせください。
森氏:まずは、今回採用できた向上心の高い若手メンバーたちに、その若い力で会社を力強く押し上げていく存在になってほしいです。そして将来的には、管理職や役職者としてクオーレをさらに良くしていく中核を担ってくれることを強く期待しています。
私たちが目指している大きな目標の一つに、2029年の上場があります。しかし上場はゴールではありません。世間から持たれている遺品整理やリユース業界のネガティブなイメージを変え、この仕事を世の中の当たり前にしていくための手段です。その未来を創る主役こそが、泥臭くやり抜く力を持った彼らなのです。また、AIやIT化が急速に進み、あらゆるものが効率化される現代だからこそ、私はあえて「人の力」がより求められていると考えています。ただ効率よく仕事をこなすのではなく、どんな人と、どんな環境で働くかが、若い世代の成長の幅を大きく決めます。AIに頼り切るのではなく、自ら試行錯誤し、もがいた先に見える景色からこそ、教科書では学べない本当の人間力の成長を得ることができます。
直接人に会い、対話し、最後までやり抜く。その本質的な価値に共感し、体現してくれる「GRIT人材」とともに、これからもお客様の心に寄り添うサービスを世の中に広く届けていきたいと考えています。
