【受注件数11倍の成長】No.1が採用イベントで発掘した組織を牽引するGRIT人材とは
会社情報
社名:株式会社No.1
https://www.number-1.co.jp/
社員数: 約960人(2025年8月現在)
創業:1989年 9月
事業内容:情報セキュリティ機器・OA機器の販売及びWEBソリューションの提供。首都圏を中心に11拠点を展開し、企業のDX推進やテレワーク支援など、オフィスの課題解決をワンストップで支援している。
インタビュイー
K・S氏
経営管理本部 HR推進部 副統括部長
現場の最前線で指揮を執るリーダー。部下の人生を部下以上に考える熱いマネジメントで、多くの若手をトップセールスへと育て上げている。
S・A氏
経営管理本部 HR推進部 課長
採用苦戦を教訓に、量より質への転換を推進。数値分析と学生への丁寧なフォローを両立させる。
Y・H氏
経営管理本部 HR推進部 主任
22卒マエノメリ経由入社。営業時代の挫折を乗り越え、現在は人事として活躍。やり抜く力の重要性を学生に伝えている。
S・M氏
経営管理本部 HR推進部 主任
人事担当として採用現場に立つ。同期入社のGRIT人材が組織を牽引する姿を間近で体感しており、現場目線でのリアルな変化を語る。
早期離職の壁を打ち破る。急成長企業が導き出したGRIT人材獲得の軌跡
新入社員の早期退職は、多くの企業が抱える深刻な課題です。情報セキュリティ機器やOA機器、WEBサービスなど多岐にわたる事業を展開し、日本全国で企業のDX推進を支援する株式会社No.1。急成長を続ける同社もかつては、採用人数を優先した結果、研修期間中に複数名が現場を去るという苦い経験をしました。
しかし、GRIT就活イベントへの出展をきっかけに状況は一変します。
イベントで着席した学生からの選考移行率80%という高い水準を記録しただけでなく、イベント経由で入社した人材が、入社3年目で飛躍的な業績向上を達成しています。本記事では、離職の連鎖を断ち切り、組織を牽引する次世代のリーダーを獲得した同社の取り組みに迫ります。

1.課題:“採用人数の確保、入社後の定着に大きな課題を抱えていました。”
————過去の採用活動において、組織としてどのような課題を抱えていたのでしょうか?
S・A氏:当時は主に二つの大きな課題を抱えていました。
一つ目は、人数重視の採用によるミスマッチと採用人数の未達です。当時は目標人数に達しない焦りから、学生の性質を十分に見極めきれないまま採用活動を進めていました。その結果、24卒では目標に対して半数しか採用できないという状況が発生していました。
二つ目は、負荷や困難による研修期間中の早期離職と、将来的に自ら成果を出して「稼げる人材」の不足です。面接の場では非常に対人スキルが高く、要領良く見える学生を採用できていました。しかし彼らは、現状に対する粘り強さが不足しており、いざ研修で負荷がかかると早期離職してしまうケースが多発しました。
この手痛い経験から、ただ人数を集めるために妥協するのではなく、失敗してもすぐに前を向き、困難に直面しても決して逃げない人材の採用が自社の急務であると痛感しました。

2.導入背景:やり抜く力を持つ学生と出会えるという、“期待感”
———数ある手法の中で、マエノメリのサービスを導入した背景は何でしょうか?
K・S氏:一言でいえばGRIT(やり抜く力)に強みを持った学生に出会える、という期待感ですね。
これが導入の最大の決め手です。これまでの採用チャネルでは、「安定して働きたい」「要領良く仕事をこなしたい」という志向の学生が多く、私たちが求める泥臭さや目標への執着心を持つ人材になかなか巡り会えませんでした。マエノメリさんでは、スポーツや何かに打ち込んできた経験を通じて、困難を成長の糧にできる学生をスカウトしてくれます。履歴書のスペックや表面的なスキルではなく、その奥にある「言われたことを素直にやってみる」「失敗しても前を向く」といったやり抜く力を持つ学生に会えるなら、大いに試す価値があると考えました。
GRIT(グリット)とは?やり抜く力の意味や伸ばし方、見極め方法を解説
3.成果①:一次面接前の交流イベントへの移行率80%を算出した背景
——実際にマエノメリを利用して、変化はありましたか?
S・A氏:最も顕著な成果は、GRIT就活イベントから弊社の選考の移行率が約80%という高い水準に達したことです。
通常、採用の場で仕事の厳しさや泥臭い部分を伝えると、学生の辞退率は跳ね上がります。しかし、マエノメリのイベント経由の学生はあらかじめ困難に立ち向かう素養を備えているため、現場のリアルな実態を包み隠さず伝えることで、かえって企業への信頼や意欲を高めてくれます。厳しい現実を隠さずに伝えることで彼らの「やり抜く力」が刺激され、覚悟の決まった学生だけが選考に進む。この好循環が、80%という高い歩留まりと採用要件の担保に直結していると考えています。
4.成果②:初年度比11倍超の驚異的な成長
——イベント経由で入社したGRIT人材は、現在どのようなご活躍をされていますか?
K・S氏:結論から申し上げますと、彼らは入社2年目から3年目にかけて劇的な業績の伸びを示し、若くして組織を牽引するリーダーへと成長しています。その理由は、目先の失敗で立ち止まらず、数字に対する強いこだわりと圧倒的な行動量で試行錯誤を繰り返すからです。初期段階で苦戦しても粘り強く業務に向き合う人材が、数年後に大きな成果を残すことが、社内の実際のデータとして証明されました。
S・A氏:その具体的なデータとして、23卒で入社したA・T氏の営業成績の推移が挙げられます。
- 1年目受注件数:9件
- 2年目受注件数:38件(前年比で約4倍)
- 3年目受注件数:105件(初年度比で11倍以上)
1年目は決して目立つ数字ではありませんでしたが、泥臭く壁を乗り越え続けた結果、3年目で圧倒的な成果を叩き出しました。この実績が高く評価され、同氏は入社3年目という異例の速さで課長へと昇進しています。
5.組織の変化:“一人の新入社員が持つ熱意と圧倒的な行動量が周囲に波及し、部署全体の士気を高める”
——イベント経由で入社したGRIT人材は、現場の空気にどのような定性的な変化をもたらしましたか?
K・S氏:最も大きな変化は、部署全体の士気を高める素晴らしい連鎖が生まれていることです。
その理由は、イベント経由で入社した若手社員が自ら目標を掲げ、周囲を巻き込みながら能動的に仕事を進める姿勢を持っているためです。現場での具体的なエピソードとして、彼らはただ指示を待つのではなく、新しい挑戦の機会を自ら上司に提案してくれます。さらに、後輩が入社した際には、自分がこれまでに教わり、泥臭く乗り越えてきた経験を正しく引き継ごうと率先して動きます。この真摯な姿を目の当たりにしたことで、指導する側の既存の先輩社員までもが感化され、自身の業務態度を改めて引き締めるようになりました。
結果として、一人の新入社員が持つ熱意と圧倒的な行動量が周囲に波及し、部署全体の士気を高めるという素晴らしい連鎖が生まれています。

6.イベントでの魅力付け:条件ではなく「人」で惹きつける。あえて厳しさを伝える理由
——マエノメリのイベントでは、やり抜く力を持つ学生に対して、どのように自社の魅力を伝えているのでしょうか?
S・M氏:当社の待遇や条件面ではなく、現場の人や雰囲気を魅力に感じていただけるよう強く意識しています。具体的には、給与や休日といった表面的な要素を前面に出すのではなく、あえて仕事の厳しい部分や泥臭い実態もしっかりと伝えるようにしています。
その理由は、困難を乗り越える素養を持った学生に対しては、取り繕った情報よりも、本音で語る熱量の方が深く響くからです。彼らは楽に働ける環境ではなく、自分が成長できる環境や共に戦える仲間を求めています。そのためイベントの場では、現場で実際に直面する壁や、それを組織としてどのように乗り越えているのかという事実を包み隠さず伝えます。あえて厳しい現実を提示することで当社の真剣な姿勢が伝わり、結果として条件ではなく、この人たちと一緒に働きたいという強い動機形成につながるのです。

7.今後の展望:50名採用への挑戦。自分の可能性を信じ、組織を牽引するリーダーへ
——最後に、今後の採用目標と、これから入社する人材に対する期待をお聞かせください。
K・S氏:スポーツなどの経験を通して、競争社会を生き抜いてきた皆さんは「自己プロデュース力」が高いと感じております。おそらく、監督やコーチに対して、自らの課題点を聞きに行くなどの行動を取ってきたからだと思います。自らの強みと弱みを把握していることは、上司やお客様と関係を深めていく場面など社会に出ても存分に活かされます。マエノメリのイベントを通じて、これまで以上にやり抜く力を持った学生との出会いを創出し、強い組織づくりを進めていきたいと考えています。
S・A氏:入社する方々には、これまで培ってきたチームでの経験を活かし、将来のマネジメントを担う人材へ成長してほしいと期待しています。当社は成果主義であり、年齢に関係なく正当な評価を行います。泥臭く成果を追い求め、最短で組織を牽引するポジションに就いていただきたいです。
S・M氏:現場の目線としては、同期や部署に良い刺激を与える中心的な存在になってほしいです。過去にマエノメリ経由で入社した社員も、最初は結果が出なくても圧倒的な行動量で壁を乗り越え、周囲を鼓舞するリーダーとして活躍しています。これから入る方々にも、その熱量で組織全体を底上げしてくれることを期待しています。
Y・H氏:私自身、新卒で入社した当初は決して最初から活躍できたわけではありませんでした。だからこそ伝えたいのは、1年や2年といった短期間の結果だけで自分を諦めないでほしいということです。困難を乗り越えてきた経験があるからこそ、皆さんには必ず良い素養があります。自身の可能性を信じて最後までやり抜き、そして当社という組織を愛して共に成長していける方をお待ちしています。
